
雄大な八ヶ岳の裾野に広がる森、そこへ流れ落ちる水、そして、目に見えないほど小さな微生物や虫によって、豊かな土壌が生まれます。
八ヶ岳周辺で生きる生き物にとっては、その土壌、水質などの取り巻く環境は、決して自らと無関係とは言えません。
美味しい野菜を育てるには、まずは土作りからとも言われるように、土壌の養分によって野菜の育ち方や質に違いがでます。
有機物を多く含む肥沃な土であること。土壌酸度が適正で、病原菌や害虫が少ないこと。 美味しく安全な野菜を育てるためには、土の状態を整えることは不可欠と言えます。
肥沃な地から育った野菜。そして、それを食料として食べる人間。飼料として食べる動物。美味しく、安全な野菜は、確実にそれを食べる生物の体を「つくる」栄養として吸収されていきます。
それは、八ヶ岳の土壌で育った野菜を食べる生き物は、体の要素に八ヶ岳の一部が入っていくことと同等の意味だと思います。
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